私たちが提供するサービス、「SPIN」、「Vibes.Media」、「Freewill Freespace」、「tells market」を通じ、皆様を“Sustainable eco Society”の世界へご案内します。

Sustainable eco Societyとは、ビジネスをすればするほどに、「森の苗木」が増え、環境問題も同時に解決可能な仕組み。

従来のビジネスは、私たちの生活を豊かにしてくれた一方で、利益のために地球環境・資源を消費し、地球へ大きな影響を与えてきました。このまま同じ方法でビジネスを進めた先で、地球が美しい海や山などの自然、生物多様性を保ち続けることは非常に厳しくなります。

そこで、私たちはビジネスと同時に社会課題を解決し、「森の苗木」を増やすことが出来る新たなエコシステムをご提供いたします。

これまでのビジネスは「利益追求型」

私たちの豊かな暮らしは、戦後1955年に始まる高度経済成長期に支えられ、資本主義に基づくビジネスによって様々な面で社会に発展がもたらされました。
しかし、資本主義に基づくということは、「株主」のために利益を追求し続けなければなりません。
利益を追求するためには、消費が必要なため、「モノ」を大量に安く生産することが考えられます。すると、労働者である「ヒト」も安く使われ、消費者もただ物欲を満たすためだけに「モノ」を購入することにつながります。
利益のために地球環境・資源がただ消費され、地球上の様々な課題が悪化してしまう構図が出来上がってしまうのです。

これまで通りに利益追求型を進めれば、利益の前に「株主」のために利益を上げ続けなければらならず、利益を求めるためのビジネスをやり続けないといけません。
そのために、地球環境・資源は後回しになり、単なる消費を中心とした社会の構造を推し進めてしまうことになります。

――これだけ社会が発展し、豊かになった時代。
民主主義や資本主義の基盤を築き上げ、人が幸せを追求するために貪欲に生き抜き、その結果、加速的に文明を高めることにもなりました。
しかしこれからは、ただビジネスを推進し、消費するのではなく、ビジネスと同時に気候変動や環境保全を考え、人間が動物たちと一緒に暮らす地球環境を意識する時代です。

私たちが生きるこの時代が、一世紀、二世紀先の未来から「ビジネスのために地球環境・資源を枯渇させてしまった暗黒時代」と評されるか否かは、今の行動に係っています。
経済を発展させ様々な技術や文化、価値観を生み出した、人間として新しい進化を遂げた時代――黄金時代であったと、この先の未来で謳われるべきなのではないでしょうか。

「Profit(利益)」から「Benefit(恩恵)とProsperity(全体の繁栄)」重視へ

現在、多くの企業が利益を追求するだけではなく、CSRやSDGsを掲げ、環境に関する取り組みを実施しています。

例えば、商品を生産するために、大量の二酸化炭素を排出しなければならないビジネスがあったとします。その一方で、植林に関するCSRを謳っていたとして、第三者から見たときに、「CSRに取り組んでいる」企業として評価されるでしょう。
しかし、蓋を開けてみれば全体の9割が二酸化炭素を多量に排出するビジネスであり、残りの1割がCSRだったとして、果たして地球環境はより良くしていると言えるのでしょうか。

実際に、CSR / CSVでは、社会のごく一部のみを指した取り組みになってしまい、地球資源や環境問題といった、SDGsで掲げられているような人類共通の目標を達成することはとても困難な状況です。社会を作ってきたビジネスの形そのものを変えなければ、世の中を変えることは難しいでしょう。
消費社会の根本的な構図を変えるためには、ビジネスの構造自体の見直しが必要であり、真に社会への還元・貢献をするために「共存共栄」の仕組みが必要なのです。

Sustainable eco Societyとは

そこで私たちが実現するのは「Sustainable eco Society」の世界。
それは、利益追求型を排除したなかでも経済をより活性化させ、社会課題にも貢献し、社会全体が繁栄できる新たなエコシステム・Next資本主義なのです。

Sustainable eco Societyは、AIやブロックチェーン、5Gなどの最先端テクノロジーにより、ビジネスを行うのと同時に森も増える循環経済のエコシステム。これにより、企業が取り組むCSRの割合も5割以上に到達し、社会貢献や、地球貢献、環境保全を両立できるのです。

Sustainable eco Societyの世界を実現するには、「コンシューマー(消費者)」もただ消費をするのではなく、「プロシューマ―(生産消費者)」として、消費と同時に生産をする役割を担う必要があります。 プロシューマ―になるには、3つの方法があります。

どのサービスを使うのか、「選択」をする

「プロシューマ―」になるためには、コンシューマーは「選択」が必要となります。 例えば、Sustainable eco Societyの世界で提供されるサービスで、プラスチックフリーな商品を選ぶのか。
それとも環境へ配慮のないサービスから、プラスチックをベースとした商品を選ぶのか。 プロシューマーがどんなサービスの、どのような商品を選択するかにより、企業のサービスやプロダクトは変わっていくのです。

より良いサービスやプロダクトを「拡散」する

Sustaibale eco Societyにおけるサービスでは、より良いプロダクトやプロジェクトをSNSでシェアする等の行動に対し、トークン(Sustainable eco Token)が発行されます。トークンはサービス上のオプション機能の追加や、商品のディスカウントにも利用可能。意識の有無に関わらず、良い行いが拡散されることとなります。

無意識のうちに「森の苗木」を増やす

サービス上でプロジェクトへの募金やプロダクトを購入等すると、コイン(Sustainable eco Coin)が発行されます。コインは毎月数パーセントが失効されますが、失効分は自動的に「森の苗木」に変わるため、無意識のうちに地球環境保全に参加することが可能となるのです。

こうした構図において、消費の仕組みは「生産して消費する」というサイクルから、「生産して消費し、森が増え、より良いアクションが広がり、エコロジカルになる」というその繰り返しになっていくでしょう。

2050年、共存共栄でつながり合う世界へ

近年、2050年を目途に、現在の資本主義の形が変わると言われています。
2050年には多くのスタートアップや、NGO/NPO、一般社団法人、それぞれがボーダレスを起こし、一体となり、すべての人がビジネスとエコ社会が融合した新たなエコシステム――Sustainable eco Societyに生きる、そんな未来になっているのです。

コンシューマーがより良いサービスや商品を選択する。
消費と生産がほぼ同率比率で行われる。
企業のCSRの比率がビジネスの比率に追いつく。
そして、地球に森の苗木が増える――

そんな循環経済の仕組みは、一つのサービスや、一民間企業では実現不可能です。
しかし、国や民間企業、NPO/NGO団体や個人が協力し合う「共存共栄」によって循環経済の仕組みは果たされ、それこそが、2050年に向けて目指すビジネスなのです。

人類社会の豊かな生活と地球環境の共存共栄を可能にする仕組み、それこそが、Sustainable eco Societyなのです。